Salesforceのアウトバウンドメッセージで帳票自動作成!承認プロセスもご紹介
Salesforceを利用されている方なら聞いたことがあるかもしれない"アウトバウンドメッセージ"機能。
外部サービスに対してアクションを起こせるSalesforceの機能のひとつです。
詳しくはこちら。
アウトバウンドメッセージアクション
アウトバウンドメッセージでは、外部サービスなどの指定エンドポイントに情報を送信します。
...SOAP API を使用して外部エンドポイントを設定し、メッセージのリスナーを作成する必要があります。アウトバウンドメッセージは、ワークフロールール、承認プロセス、エンタイトルメントプロセスに関連付けることができます。
この機能を使ってOPROARTSを利用すれば自動で帳票を作成することができちゃいます!
通常ですと、OPROARTSで帳票を出力するためには帳票を生成するためのボタンを設置し、そのボタンをクリックすることが必要です。
このボタンクリックがOPROARTSに対して帳票出力指示を出しているわけです。
ボタンクリックするだけなので、めちゃめちゃ簡単ではあるのですが、例えば請求書を出すために承認プロセス(参照:Salesforceヘルプ"承認プロセスの設定")を設定しているケースではどうでしょうか。
①自分:内容を確認して承認申請をする
②上司:承認する(差戻の場合、①に戻る)
③自分:承認内容を確認し、請求書出力ボタンを押す
1枚だけなら私も全然やります。これが毎月何百枚~何千枚、何万枚にもなった場合、もう目が回りますね。
仕事放棄して無人島にでも行きたくなります。「RPA入れようか...」などと空を見上げちゃう可能性もあります。
これがですね、アウトバウンドメッセージアクションとOPROARTSを組み合わせると、こうなります!
①自分:内容を確認して承認申請をする
②上司:承認する(差戻の場合、①に戻る)
③Salesforce:承認ステータスになったら自動で請求書を生成し、メモ&添付ファイル(Files)に格納する、もしくは取引先にメールで自動で送付する
なんと、登場人物にSalesforceが出てきました!
つまり、承認ステータスに切り替わったタイミングでSalesforceからOPROARTSにリクエストが飛び、帳票を生成して格納しているわけですね。
メールまで送ってしまうとなると、楽になるだけではなく送付ミスもなくなりますね。
それでは、実際の画面イメージをご覧ください。
①承認申請をする。
②上司が承認を行う。
③レコードを確認すると、請求書が...もうできてる(この場合は添付)
これ、めちゃめちゃ簡単に見えますけど、やっていること意外とすごくないでしょうか?
ちなみに、承認したタイミングで押印も可能です!
今回は、承認プロセスが絡んだ場合のステータス変更を起点とした帳票自動生成の例をお見せしましたが、他にもいろんな活用法がありますので、これからシリーズ化してドンドンご紹介したいと思います。
ちなみにOPROARTSのこの機能はOPROARTSアクションといいます。オプションです。
ライセンスによって使えない可能性もありますので、その際は営業に確認してください。
OPRAORTSの価格表でいうと、"自動リクエスト機能"が該当します。
すでにOPROARTSをご利用されていて、興味のある方は設定方法も記載しておりますので、下記をご参考くださいませ。
OPSS-TechColumn-OPROARTSアクションの設定方法 (要ログイン)
よろしくお願いいたします。