はじめまして！マーケティング部の吉岡です。
様々なSalesforce製品、連携サービスが一堂に会し、経営者やマネージャ、IT技術者などたくさんのビジネスパーソンが訪れる大イベント、Salesforce World Tour Tokyo。
今年は11月28・29日、「データ + AI + CRM + 信頼でこれからの時代をリードする企業へ」というテーマを掲げて開催されました。

弊社オプロもブーススポンサーとして出展いたしました！

ランチセッションで「カミレス」をご紹介！

Day2のランチタイムにはセッション「りそなデジタルハブが語る！Salesforce連携アプリが加速するデジタル変革とは？」を開催し、りそなデジタルハブ株式会社様からデジタル変革を実現した方法を話していただいたり、ベルフェイスさまと連携して窓口のオンライン化・業務のデジタル化を推進するアプリケーション「カミレス」の使い方をご紹介しました。

特にベルフェイス様との連携は、

『デジタルで書類記入、と言われてもよくわからないし操作もできそうにない・・・』

という方でも、オンラインミーティングで担当者の顔を見て説明を聞きつつ、できる範囲は担当者が代行入力、必要なところだけ担当者から顧客に書類作成権限を渡し、項目を入力してもらうことで電子書類を作成する、という、まさにミラクル！な連携ソリューション。
こうやってさまざまな課題がIT技術の発達で解決されていくのだなぁ、と実感しました。

こちらのランチセッションもブースもお陰様で多くの皆様にご覧いただき、オプロの製品を知っていただくことができました。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました！！

AIの可能性を感じた一日

SWTT全体の感想としては、まず、Salesforce創業者　現会長マーク・ベニオフによる6年ぶりの来日基調講演にて、AIが顧客データからターゲットを絞って顧客を探してくれるという新製品『Eistein 1 Data Cloud』の発表がありましたね。
マーケティングの仕事をしている身としては、適切なキャンペーンメールをAIが生成、送信までしてくれるということで、是非活用してみたいです！！

東京Day1のセッション 「別所哲也氏と考察〜AIと共創する地域社会づくり」では、俳優の別所さん、AGRISTの齋藤さん、Kotoznaの後藤さん、未来シェアの松舘さんがAI技術による地域社会づくりの事例についてディスカッションされていました。

AI農業の可能性について（齋藤さん　AGRIST株式会社：スマート農業DX）　

これまでは、農業をやってみたい人は農家へ弟子入りし、農業の知識を学ぶ必要がありました。しかしご存知の通り、農業は高齢化や働き手不足の課題に直面しています。
そこでAGRIST様は解決に向けて、AI自動収穫ロボットを活用して収穫の生産性を向上させることで、「初心者でも稼げる農業」の実現に取り組んでいるそうです。（老後に農業をしたい私にとって、とても有益な情報でした！）

観光業の革新について(後藤さん　コトツナ：多言語翻訳コミュニケーションプラットフォーム)

コロナ前の日本は、インバウンドの需要が高く、観光業でも海外の人材が多く働いていました。しかしコロナ禍でそうした海外人材は母国に帰ってしまい、徐々にインバウンドが戻りつつある現在でもなかなか戻ってきません。そのため、海外からくる観光客に対応できる人材が不足し、観光業、特に地方自治体やホテルは大変困っているとのことでした。

コトツナ様は観光業における言語の壁を解消し、観光客とのスムーズなコミュニケーションを実現すべく取り組んでおり、なんとホテルのコンシェルジュのように一人ひとりの趣味趣向を理解したAIが、おすすめの観光案内をしてくれるとか。ひと昔だったらSFの話だったものが実現できるなんて、本当にびっくりですね！

交通の効率化について(松舘さん　株式会社未来シェア )　　

未来シェア様はAI技術を活用した交通の効率化に取り組んでおり、特に地方地域での交通課題の解決のため、効率的な配車や複数の車両の動向を連携させるシステムを開発しています。コロナ禍では高齢者へのフードデリバリーで活躍されたそうです。

最後にはスペシャルゲストの一青窈さんが登場し、代表曲　『ハナミズキ』『もらい泣き』を生歌で。素晴らしい歌声と歌詞が体にすっと入ってきて、感動のひと時でした。

今後の日本社会に欠かせないAI

今回SWTTに参加して、AI技術はこれからの日本でおきる高齢化社会、働き手の人材不足、企業や自治体が直面する課題に必ず役立つと感じました。どんな技術が出てくるのか、とても楽しみですね！

私もこれからchatGPTや生成AIなど、いろいろ学んでみようと思います。最後までお読みいただきありがとうございました！