見積画面が大幅にアップグレード!仕切率のデフォルト設定や階層型データに対応[ソアスクv3.12バージョンアップ]
皆様こんにちは!オプロの波方(はがた)です。
サブスクビジネスの見積、契約、売上、請求の業務プロセスを一元化して効率化するサブスク管理サービス「ソアスク」は日々、バージョンアップを重ねて機能の充実を図っています。
この秋もv3.12へバージョンアップしたのですが、今回は見積画面が大幅にアップグレード!デザイン的に大きく進化し、より見やすく、直感的な入力が可能になりました。
〈Before〉
↓
〈After〉
もちろん、機能の方も順調にバージョンアップしていますよ!リリースノートから、サブスク管理に役立つ機能をピックアップしてご紹介しますので、ぜひ御社のソアスク活用の参考にしていただけましたら幸いです!
〈今回のピックアップ機能〉
- アップセル・ダウンセル時の契約変更が簡単に!
見積登録画面における契約変更(洗い替え)時の明細自動追加 - より柔軟な見積作成が可能に!
新見積登録画面における行レベルの値引率/値引額/粗利率の項目追加 - 仕切率の設定を効率化!
取引先×品目・サービスマスタの組み合わせで仕切率のデフォルト値を設定できる機能を追加 - 明細行をよりわかりやすく!
見積登録画面を刷新し、階層型明細データに対応
1.見積登録画面における契約変更(洗い替え)時の明細自動追加
既に受注している契約について、数量や金額を増やす(アップセル)/数量や金額を減らす(ダウンセル)などの「洗い替え」を行う場合、新規見積の登録画面に自動で明細が追加されるようになりました。
※「洗い替え」の見積作成の詳細は、こちらのリリースノートをご覧ください。
既に受注契約がある商談から、「見積作成」のボタンをクリックします。
表示された見積には、既に受注した見積と同じ内容で、明細が追加されています。
ここから数量や単価を変更することで、簡単に新しい見積を作成することができます。
一部門からスモールスタートしたり、途中でライセンス種別を変更されたりなど、サブスクビジネスでは洗い替えが発生することも多々あるので、とても便利な機能ですね!
2.新見積登録画面における行レベルの値引率/値引額/粗利率の項目追加
続いて、新規に見積を作成する際の追加機能です。見積の明細行の項目に「値引率」「値引額」「粗利率」を追加することができるようになりました。行レベルで値引率が設定できるので、複数の商品・サービスが含まれる契約の際にも柔軟に対応することができます。
3.取引先×品目・サービスマスタの組み合わせで仕切率のデフォルト値を設定できる機能を追加
デフォルト値を設定しておくと、見積条件登録画面の「品目・サービスマスタ検索」から商品・サービスを追加した時点で、あらかじめ設定しておいた仕切率が適用されるようになります。
4.見積登録画面を刷新し、階層型明細データに対応
今回のバージョンアップでは見積登録画面が一新され、見積の明細に階層型データを入れることが可能になりました。
レコードタイプ『階層』の親品目(金額を持たせることはできません)
レコードタイプ『品目』の子品目(金額等の実際の値を持ちます)
によって作成された階層は、見積の明細に下記のように表示されます。
ちなみにこの階層型データを作成しておくと、「品目・サービスマスタ検索」から明細を入力する際、「構成表」から親品目を選択するだけで子品目まで一気に登録できるのが便利ですね!
ソアスクv.3.12バージョンアップで注目の機能をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
今回ご紹介した以外にも、「月中契約に対応」「売上サイクル毎月であっても、分析上の種別をスポットとして集計できる設定を追加」など、機能追加や機能拡張を行っていますので、詳細はリリースノートをご覧下さいね!
※リリースノートに記載されている『LWC』は、Lightning Web Componentの略で、Salesforceでアプリケーションを作る場合の開発手法です。
今後とも、ソアスクをどうぞ宜しくお願いいたします。