オプロのOCR連携サービス!
こんにちは!
AI-OCRとSalesforceを連携させるためのAppExchangeアプリ「docutizeOCR」はご存じでしょうか?
本記事ではHPよりわかりやすく紹介します!
AI-OCRってなに?
ところでAI-OCRってよく聞くけどなに?という方向けのおさらいです。
OCRとは、
光学文字認識(こうがくもじにんしき、Optical character recognition)は、活字の文書の画像(通常イメージスキャナーで取り込まれる)を文字コードの列に変換するソフトウェアである。出典 Wikipedia
...だそうです。
簡単に言うと、画像内にある文字を認識してテキストデータとして変換してくれる技術ですね。
このOCRに「AI」がつくと、機械学習によって文字認識の精度を高めたり、読み取るべき場所を自動検出したりするなど、さらに利便性の高いサービスになります。
OPROのOCR連携サービス
docutizeOCR
docutizeOCRは、SalesforceのOEM製品である「docutize」にOCRのチェック画面を付けたサービスです。
こんな風に、読み取った文書のOCR結果を確認して修正することができます。
docutizeOCRはSalesforceをすでにお持ちの方には、AppExchangeアプリとしてお使いいただけます。
Salesforceを持っていない方でも、docutizeOCR自体にオブジェクトがついていますので、紙業務を電子化するための基盤としてお使いいただけます。
Salesforce上でOCRのチェック業務を完結させ、データをSalesforceに格納できることが大きな特徴です。
格納したデータは当然Salesforceのレポートで集計したりダッシュボード化できますし、ワークフローを組んで後続業務をスムーズに行えます。プロセスビルダーで関係各所に通知したりと、Salesforceをフルに活用できます。
連携するAI-OCRについて
docutizeOCRで連携できるOCRサービスは数社あります。これからも増やしていく予定です!
- Google Vision AI (Google)
- Sigfoss (Sigfoss)
- CLOVA OCR (LINE)
OCRエンジンには、大きく分けて2種類の対応分類があります。
- 手書きと活字
- 定型と非定型
1.手書きと活字
これはそのままですね。手書きで書いた文字と印刷文字のどちらに対応できるかということです。
2.定型と非定型
読み込む帳票のフォーマットが決められたデザインなのかどうかということです。
定型の場合は、OCR側の設定で読み込み位置を指定しています。座標指定で読み込むので、常に同じ位置に読み込む文字がないといけないわけです。OCRエンジンで多少の傾きなどを自動補正してくれる機能がある場合があります。各社OCRエンジンは定型に対応しています。
考慮事項として、例えば写真撮影したものを読み込みたいとなると位置がブレブレになりますのでOCRエンジンに投げ込む前に写真を補正するアプリも必要になったりもしますね。読み込む紙(PDFや画像)はどのように作られるのか(スキャン or FAX or 写真...など)も併せて確認する必要があります。
非定型は、読み込む項目は決まっているけどデザインがバラバラなものが来ますというやつです。
注文書などが考えられますね。この場合は座標指定して読み込むことはできないので、OCRエンジン側に事前に学習させて自動認識できるようにしたり、読み取り場所を認識して切り取ってOCRに投げるアプリを作ったりと、OCRエンジンによって対応方法は異なりますが工夫して対応することになります。
各社それぞれ特長がありますので、弊社ではお客様がOCRしたい文書の特性によって適したサービスをご紹介しています。
どんな業務で使われることが多いのか
今のところ多いご相談はカード系と納品書系です。
身分証明書などのカード系はそれらに特化しているOCRエンジンもありますので、どんどんナレッジがたまってきそうですね。
納品書系はハードルが上がるのが実情です。
取引先によって異なるフォーマットを処理するため非定型ですし、明細もある。これに対応しようとするとけっこうコストがかかります。
それに、標準的なことだけではなくて前処理や後処理の個別のご要望も出てくることが多いです。
コストや開発期間を鑑みて、ひとまずは取引の多い数社のフォーマットを定型OCRで設定して運用する、という方針を取られることが多いです。数社だけであってもかなり業務が楽になります。
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いかがでしたでしょうか?
オプロではdocutizeOCRで紙業務の電子化ソリューションをご提供しております。
Salesforce基盤でOCR業務を組み込みたい方には特にオススメですので、ご興味ある方はお問い合わせください。