kintoneとBoxを連携させてワンポチでクラウドストレージにデータ保存!

こんにちは。オプロの吉田です。
今日はkintoneをご利用の方がBoxとのデータ連携をワンポチでスマートに行う方法をご案内します。

Boxについてですが、クラウドストレージとしてはグローバルでメジャーなサービスです。
私も利用経験があり、使いやすい画面デザインが気に入ってます。

Boxの特徴

  • あらゆる種類(120種類以上)の拡張子をサポート
  • 容量無制限のストレージ
  • グローバルおよび業界のコンプライアンスに準拠

Box公式ページ
https://www.box.com/

さて、本日の連携の内容ですが、kintoneとそのBoxを一緒に使う利用シーンとしては、kintone上のデータからのクリックで見積書のようなPDFが自動的に作成する、そしてそのデータがそのままBox保存されているイメージです。
構成はこのようなイメージです。

kintoneーOPROARTSーBox

kintoneとBoxそれぞれ別のクラウドサービス ですが、弊社のOPROARTSというクラウドサービスがその間を取り持ちいろんな条件設定を行うことによってデータをコントロールできるような仕組みになっています。


この機能を活用するメリット

メリットはクラウド間の作業を自動化することにあります。これにより以下の効果が期待できます。

  • 作業時間の短縮化
  • 作業のミスを無くす(一旦ローカルに保存など不要)


  • 動作イメージはとても簡単です。ワンポチですべての処理を行います。


    ①kintoneに設置した任意のボタン「Boxに見積書を送信」をクリック。

    kintone_estimate_ba.png


    ②以上です。Box上に自動的に指定されたフォルダに保存されています。

    quote_pdf_saved_in_box.png


    更に便利な活用テクニック

    こちらの処理のフローはOPROARTSの中のサービス連携のフローをシナリオ形式で作成しておりますが、連携時に以下の処理も一緒に実行することもできます。

  • ファイルを保管するBoxのフォルダ階層を動的に指定できる。
     ※例)kintoneの取引先項目ごとに自動的にフォルダを作成して保管するなど
  • ファイルの共有リンクの設定ができる。
     ※アクセスレベル、パスワード、有効期限、ダウンロード権限

  • こちらの詳しい設定方法については、弊社のテクニカルサイト「TECH COLUMN」にてご紹介しております。

    TECH COLUMN

  • kintoneからD3Workerを経由してBoxにファイルを保存する

  • OPROARTSをご契約のお客様は弊社テクニカルサポートでのQAも承っておりますのでご安心ください。



    この機能を実現するために必要なサービス

    ※kintoneやBoxのご契約は弊社と関係なくお付き合いのある会社様からの購入で問題ございません。

    導入難易度 ★★☆☆☆


    いかがでしたでしょうか?一度設定してしまえばやめられない便利機能ですので是非ご活用ください。


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